社長のひとり言

10月社長のひとり言 Ⅲ稔ればたれる

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「稔ればたれる稲穂かな」ということわざがあります。

 
あっという間に秋も深まってきました。 稲刈りが始まりましたが、 「稔ればたれる稲穂かな」ということわざがあります。丁度刈り入れ前の稲穂のことを言っているのですが、黄金色の何とも言えない豊かな色合いをして、なおかつあの垂れ下がり加減が素晴らしい。たんわりと、しなやかに、あの穂先をたれている姿が、角度といい、雰囲気が素晴らしい。 人間、そうでなければいけません。 以前、父親がよく言ってた言葉です。 稔ればたれる稲穂かな。そんな人間になりなさい。と。 もみの実の出来の悪いのは、「しいら穂」といってピンピン、キーンと立っています。 人に例えると頭の悪い、力のない、中身のない人間は、キンキンとたって偉そうにする。しいら坊になってはいけないよ。 いつも、頭を低く人生を過ごしなさいと。 この時期になると、父のこと、この言葉をおもいだします。