社長のひとり言

8月社長のひとり言  浮いて待つ

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浮いて待つ

 
伊豆半島 下田で遊泳中流されて約20時間漂流の後 海岸で無事救助されたことをニュースで知りました。  インタビューで彼は「浮いて待ちました」と。 あの暗黒の海でまったくあてもないのに、よくぞまぁ長い時間耐え忍ばれたなぁ と、つくづく感心いたしました。 そして信じて待つ精神力、「きっと助けてくれる」という人を信じる力。
私たちの人生においても、共通のことが言えると思います。 トラブルにあったり、思わぬ落とし穴に入ったり、経済情勢の変化、社会情勢の変化等、毎日毎日アクシデントの連続です。 そんな中「浮いて待つ」 の心境でいられたらなんと楽でしょうか。
日ごろから充分に準備して、何か起こった時は、場合によれば、時が過ぎ去るまでじっと耐え忍ぶことが大事ではないでしょうか。 そして、まわりを信じて「待つ」勇気。
そうすると、またチャンスが訪れその時、一気呵成にやってのける。 これは人生を成功に導く大きなコツであろうと思います。 「辛抱する木にゃ花が咲く」
なが~い人生  慌てずじっくりとチャレンジしましょう

昨日、炎天下の下午前中草取りをしました。 すごい生命力でいつも感心しています
あの灼熱の太陽を味方にして、みるみるうちに大きく、増殖しています。 これも見習う価値充分です。 地上は小さな草ですが、それぞれ根っこはしっかりと土の中へ根を張っています。 この根っこが灼熱の太陽ももろともせず、成長を続けている源でしょう。 我々も日ごろから勉強し、周りの人々に尽くし人間関係を豊かにすることで、どんな時代、環境になろうとも じわじわと成長していけることと思います。
暑さに負けず、太陽の恵みを享受し元気いっぱい今日も頑張りましょう。

今月の標語     「人事を尽くして天命を待つ」心境で・・・・・
 

塚本 政樹