社長のひとり言

社長のひとり言Ⅳ 人間万事塞翁が馬

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「人間万事塞翁が馬」という中国の話があります。 この言葉には、「じんせいの禍福は転々として予測ができない」「何が幸いで、何が災いか、表面的な現象だけではわからない」という意味があるそうです。

 
以前、東京都知事の青島幸男さんがおっしゃっていたのを思い出します。 今年も残すところあと僅かとなりました。皆様、いろんなことがあったと思います。 いいことは、忘れがちになり易く、面白くないこと、辛いこと悔しいことは意外と残っているのではないでしょうか。 私は、昨年末から、体調を崩し1月末から3月25日まで入院ということになりました。薬での療養でしたが体重が75キロから60キロと15キロ痩せました。毎日体重計へ乗るのが怖いぐらいでした。 食養生もあって1日1800キロカロリーですから痩せるのは当然ですけど。 無事退院して一時は喉が痛くて言葉が話せない状況でした。 一人だけ会話の輪の中に入っていけません。とてもつらい時期がありました。 以前も書きましたが10月から一気に好転し、今でも1日1日とよくなっているのを感じております。
病気をしたからと落ち込んでいても何にもならないし、受け入れて明るい気持ちで時を待つといいことがまた起きてくる・・・・ということを体験しました。 そして、関係者は人間的に成長したし。 まさに「人間万事塞翁が馬」です。
今年、いいことがあった人、厳しい試練にさらされた人・・・これも人生明るく受け入れて前向きに新しき年のスタートをきりましょう。
「浮世は3分(ぶ)」いいことばかりも続かないし、悪いことばかりもないし、、よさそうに見える人もその影では相当の苦労もされています。
自分なりに満足できる1年でありますように。