社長のひとり言

4月 社長のひとり言 Ⅳ四国巡礼 最後の残り 60番横峰寺

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実は凄いところが残っていました。 当初の予定では15日の水曜日に60番横峰寺さんへ行く予定にしていました。 しかし今回は寺間が短かったり数も少なかったので早く終わったのでついでに行こうかとなりひと頑張りすることとなりました。 ナビをいれると110キロ 到着時間は4時なので納経は5時ですから余裕で行けるわ と徳島道から松山道を経由し4時前にナビの案内する所へ到着しました。 後から思うとこれが大間違い 車は寺の近くまで行けるようなのですが 止まったところは遍路道入り口。 案内には2,2キロとのこと これくらいなら5時までは十分間に合うわ。 とスタートしました。

いきなりの階段が水がザアーザアーと流れ歩きにくく靴は濡れるし この先の試練を表していました。

最初は元気よく歩いていましたがずっと登りで休む間がありません 石段に登りの山道 唯一ありがたかったのが今まで来た距離と寺までの距離を300メートルおき位に小さな立札をしてあることです。 半分くらい上がったところではぁはぁ ひぃひぃ時計を見ると残り30分間に合わなければ! と息が切れそうなのに歩を進めます。 しばらくすると山道に雪が残っているじゃあありませんか この暖かい時に なお進めると一面が雪景色 一部土砂崩れで道がふさがれその土の上を恐る恐る通過し残り400メートルで15分 このまま引き返そうかと思うほどきつかったです。 なんとか山門が見えた時生き返ったような気持になりました。 境内は雪が10センチ位積もっていました。 これがこの時期の四国かよ! 納経所に入ったのは4時59分 間に合いました。 やはりどんなにしんどくても目標をもって必死で頑張るとなんとかなるものですね。 雪の中でも汗ビッショリ 冷たい肌着のまま1時間かけて何とか日暮れまでに下山しました。 2日ごの今日は筋肉痛で妻もびっこをひいています。 88ヶ寺巡礼も最後の最後で「まさか」という強烈なおかげがありました。「人生まさか」という坂があるんですねぇ、くれぐれもリスクマネジメントを忘れずに。 改めて歩き遍路の方に敬意を表します。