社長のひとり言

10月社長のひとり言Ⅳ 優秀な営業マンが・・・・

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30代の優秀な営業マンが転勤になりました。今朝、いよいよ最後の挨拶に弊社の朝礼にお見えになり、皆さんに挨拶をさせて欲しいとのことで早朝に来社されました。

 

彼は、業界紙の営業マンです。 6年前に福山に赴任されました。 当時、業界内では、彼の冊子はマイナーでした。 ところが6年の歳月で、彼は、シェアを逆転しました。 それも大逆転!。  その理由は、やはり人間性でしょう。 6年前の出会いの第一印象は、風貌もそれなり、喋りもそれなり、話術もそれなり、もちろん冊子はマイナー、一見、取るところは無いように見えます。
実は、そこが彼の真骨頂でした。もそっとした風貌なれど、ほんのりとした何とも言えない優しい笑顔、小さめの慈しみ溢れるつぶらな瞳、聞き取りにくいような小さめで優しめでゆっくりとした語り口。 彼こそスーパー営業マンでした。
営業マン=商売人(笑売人)ですが、商売人=笑売人・・・この基本中の基本を彼は持ち合わせていたのです。 とかく営業マンはきちっとした身なりが・・・ など申しますが見かけ倒れで、中身が軽薄な方も見受けられます。
彼は、お父様も営業に携わっていらっしゃったようで、微妙な接客対応力を子供の頃から薫陶をうけていらっしゃったようです。
私は、最初の出会いで「この人は出来る!」と感じ、後は彼の言うがまま。虜になりました。 当時私が60歳頃、かれ30そこそこ。 そんな子供のような彼の虜にさせるのですから、凄いの一言です。 やり方、手口、考え方、ノウハウは彼の企業秘密と思いますので控えさせていただきます。
基本は、人間味が豊かで、感謝心が強く、相手の研究も鋭い、 人生、仕事に真摯に取り組んでいらっしゃるのでしょう。
次は、激戦の福岡のようです。 ただただ健闘を祈るのみです。 当然ヤルでしょう。